イタリア田舎パンセット（精白1/2＆全粒1/2）

SOLD OUT

こちらのセットは、プレーンなイタリア田舎パンを２種類お試しいただけるセットです。
8/10(日)に発送を予定しています。

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『全粒イタリア田舎パン』

全粒田舎パンは、YOLUCAで一番人気のパンです。
ふすま（小麦外皮）の入った全粒粉を使った食物繊維豊富なパンで、少し茶色がかった色味の生地です。

以前は、少し酸味をつけていましたが、今はイタリアらしく酸味はほとんどなく作っています。
イタリア中部らしく塩味は控えめなので、ぜひお料理と合わせてお召し上がりくださいね。

イタリアを訪れた時は、全粒のパンに合うことが少なかったのですが、イタリア人の友人の叔父さんは、トスカーナの田舎にある昔からの窯で、全粒パンだけ焼いていると言っていました。
どの国も農業が近い人ほど、素材を全て無駄なく使う心が強いのかもしれませんね。

最近のグルテンフリーに代表されるように、小麦は消化に悪く、腸を詰まらせてしまう傾向があると言われていますが、YOLUCAのパンは乳酸発酵で、グルテン構造を部分的に分解していることやふすまの食物繊維のおかげで、お通じが良くなったとご報告をいただいています。
毎日の健康に繋がっていただければ、とても嬉しいです。

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『精白イタリア田舎パン』

精白田舎パンは、精製した白い小麦粉を使い、酸味を感じないようにお作りしています。
わたしがパン作りを教えてもらったイタリア中部では、塩味も酸味も少ないパンを日常的に食べられます。
塩気の強い保存食が多いことや、トマトの酸味などがあるので、酸味のない方が合うのかなと思っています。
テーブルブレットとしてはもちろんですが、「クチーナ・ポーヴェロ（貧乏人の料理）」と言って、このパンを野菜のスープでお粥のように煮込んだり、削ってチーズに見立てたりする食べ方をするので、中部料理には、この少し物足りないパンがとても大切な存在なのです。
夏は、パンの表面に、卸金のように半切りのミニトマトをすり付け、オリーブオイルと塩をかけていただきます。
パン作りを教えてくれた、農家さんが教えてくれた食べ方です。
焼き戻しても、そのままでの、お好みでお試しくださいね。
バゲットでも食パンでもない、イタリアらしいパンだから出来る食べ方です。

YOLUCAで一番人気のパンは全粒パンですが、イタリアの食堂では白いパンを提供されることが多く、市街地のパン屋さんは、日本と変わらず、ほとんどのお店が白いパンを売られていました。
お料理を教えてもらったお家もみなさん白いパンを用意されていたこともあって、白いパンへの想いが強くあります。
現地の白いパンを再現出来るよう、心がけています。

材料は、イタリアの農家さんから分けてもらって11年育てている自然酵母、熊本県菊池産の有機小麦、阿蘇西原村の湧水、汚染の少ないと言われているオーストラリア・シャークベイの天日塩のみで作った田舎パンです。
食事用のパンなので、塩味は控えめ。
乳酸発酵でグルテンを分解してくれているので消化に優しく、ほのかなヨーグルトのような香りがするパンです。

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現在、使わせていただいている小麦は熊本県菊池市で小麦や米を有機栽培されている「ろのわ」さんの粉を使わせていただいています。
チクゴイズミという薄力から中力に値する粉をベースに、ミナミノカオリという強力粉を合わせて作っています。
イーストや乳化剤など含んでおらず、通常のカンパーニュよりも水分量は控えめなので、冷えると固く感じます。
味も控えめなので、お料理がないと引き立ちません。
ですが、焼き戻したての温かくて柔らかいうちに、オリーブオイルをたらりとかけて食べていただいたら、このパンの存在を確認していただけるかと思います。

食べ方：トーストしたパンが好きな方は、皮目にたっぷり霧吹きしたパンを、鉄製のフライパンに並べ、蓋をして強火で３〜４分程、蒸し焼きをおすすめしています。
表面に焼き目がついても、中はほわっと焼き上がります。
お料理に添えたり、スープに浸したり、オリーブオイルをつけてお召し上がりくださいね。

柔らかいパンが好きな方は、蒸し器をおすすめさせていただいています。
蒸し器に乾いた布をくしゃっと乗せて、少し厚めに切ったパンを１〜２分ほかほかになるまで温めます。
皮目まで柔らかく、まるでマンドゥ（中華饅頭）のようになります。
洋食にはもちろん合いますが、中華にも良く合います。甘めの味噌とごま油、茹でた青菜を乗せたら最高です。

原材料：熊本県菊池産有機小麦粉、湧水、自家培養発酵種、塩